諜報部長、お世話になっております!経理担当、諜報部員のMです。
経理について、ご理解頂けてますでしょうか?

さて、今回は「決算期」についてのお話です。

 

■経理における決算期

日本の会社は3月決算の会社が多いかと思います。
その為か、知り合いには「3月か~!決算だから経理って忙しいよね。」とよく言われます。

でも。。。。実は一番忙しいのは、その翌月なんですよね。
理由は、3月までに発生した収益や費用を集計して、
3月末日時点に保有している資産負債状況を数値化するので、
3月が終わらないと進まないんですよね。。。。

ちなみに、私が今働いている会社は9月決算です。
しかも上場会社なので、四半期毎に決算を行います。
なので忙しいのは、10月、1月、4月、7月なんですね。
ただ、やっぱり一番忙しいのは本決算である10月です。

決算の何が大変って、外部に数値を公表する為間違えられない。
公表日が決まっているので、遅れる事ができない。
監査を行った上で公表するので、時間制約が厳しい。
さらに、本決算になると、各取引先に残高確認状という、
こちらの保有する資産負債額が取引先と一致しているのかを
確認する書面も出さなければなりません。
もう、経理の空気が変わります。。。

誤ったデータ収集ではないか、漏れはないか、適切な処理がされているか。
全て基本的な事の積み重ねではありますが、
一つ間違えていたら。。。というストレスに胃が痛くなります(笑)

特に私が勤務している会社は連結会社が10個ほどあります。
その為、自分の会社が間違えた!となると、
各子会社修正を必要としたり、連結の数値、開示資料の修正、、、
とたくさん迷惑がかかる事もあるのです。

ピリピリしているときに、
「今、先月の請求書出てきたんですけど~」と言われると、
腹がたつ気持ちも分かるでしょ(笑)

せめて決算の時は請求書等必要書類を
ちゃんと経理に出してあげてください!

ちょっと、愚痴っぽいでしょうか(笑)

今週の報告は以上です。
また、次回よろしくです~
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