お世話になってます!諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!

確定申告も残り2週間切りました!
ここからはラストスパートです!

3月に入ると、申告会場は激混みです。
通常の市役所等に行くくらいの時間予定では、
全然終わらないことも多々あります。
余裕を持って、午前なら午前中全部、午後なら午後、
全部使うくらいの時間を見た方がいいです。

今の段階から税務署に相談に行く人、
申告会場に行かれる人はご注意くださいね。

さて、今回も前3回に引き続き、
テーマは「続・税務調査の実態」についてです。

<前3回:下記リンク参照>
※税理士が語る「続 税務調査の実態①」
※税理士が語る「続 税務調査の実態②」
※税理士が語る「続 税務調査の実態③




■税理士が語る「続 税務調査の実態④」

よくお客様から「税務調査はいつ頃来るの?」と質問されることがあります。
もちろん、税務調査にも入りやすい時期があります。
今回は実施時期について話を進めていきます。

●税務調査が発生しやすい時期

税務署内部では異動があり、時期は決まっていて毎年7月に行われます。
また、調査官は3年程度の頻度で税務署を変わることになっています。
つまり、毎年約3分の1の調査官が入れ替わるのです。

これは、調査官と納税者との癒着を防ぐためだと言われています。
ずっと同じ税務署にいれば、同じ税理士や納税者を担当することになり、
おかしなことになりかねないとの配慮なのです。
3分の1もの調査官が一気に異動するのですから、6月から7月は税務署内もドタバタしています。
したがってこの時期に調査が入ることは少ないです。

異動が落ち着いてきたら、調査先の選定が行われます。
そして、8月から12月くらいにかけて調査が本格化します。

年が明けてからは調査の数が減ってきます。
この時期は、個人の確定申告時期でもあり、税理士も税務署も繁忙期なので調査がほとんどないのです。
ただ、この時期でも国税局の強制調査などは入ることがあります。
この調査は、事前に悪質性があると判断されたときに行われるもので、割合としては少ないです。
ただ、この調査が入るときは、事前に何らかの情報が捕捉されている
と考えなければいけない、要注意の調査です。

確定申告が終わっても調査はそんなに多くありません。
前述しましたが、税務署には7月に異動があるので、
この時期に調査が入って長引くのを調査官は嫌がるのです。

調査の時期についてまとめますと、税務署の異動時期が7月にあり、
8月から12月にかけてが税務調査のメインになります。

さて、今回の報告は以上です。
また次回、宜しくお願い致します!