お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!

早くも6月最終日です!
明日からは、2017年も後半戦!!

いやー、早いですね。。。
毎年毎年、早くなっていく。。。

業界内ではまだまだ若手なんですが、
こうやっていつのまにやら、
年を重ねていくんですかね。。。

さて、少ししんみりした感じですが、
今回のテーマは、
「金融機関がチェックする決算書のポイント」
についてです。




■金融機関がチェックする決算書のポイント

金融機関から資金調達をしようとした場合、
銀行の担当者は必ず直近2、3年分の
決算書の提出を求めてきます。
では、金融機関は提出された決算書の
どこをチェックしているのでしょうか。

●金融機関のチェックポイント

まずは、「債務超過」であるかを見ます。
債務超過となってしまっている場合、
融資を受けるのは非常に困難となります。
(可能性が0というわけではありません)

次に「流動比率」をチェックします。
流動比率とは売掛金等の債権や棚卸資産、
その他の一年以内に回収できる債券の合計を、
一年以内に返済時期が到来する買掛金や借入金等の
債務で割った比率のことです。
これにより、その会社が
現状どの程度資金的に余裕があるかを
チェックします。

次に「簡易キャッシュフロー」をチェックします。
簡易キャッシュフローとは、
経常利益に減価償却費を加算した金額をいいます。
(金融機関によって、この定義は若干異なるようです)
これも、流動比率と同じで、
その会社がどのくらい資金を生んでいるのか
を見る指標となります。

あとは、「債務償還年数」も重要な指標です。
債務償還年数とは、有利子負債を
上記の簡易キャッシュフローで割ったもので、
借入のしすぎかどうかを判断するものです。
この数値が10年を上回ると借入過多と見られ、
新規融資のハードルが上がります。

上記は、代表的な指標で、
他にもチェックされるポイントはありますが、
上記に記載したものはかなり重要ポイントとなります。
融資をご検討の方は参考にしてみてください。

さて、今回の報告は以上です。
また次回、宜しくお願い致します!