諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は
「異業種からの新入社員」
についてのお話です。
■経理が話す「異業種からの新入社員」
諜報部長の会社はどんな会社ですか?
最近話題の会社で
どんどんゲーム作ってます!
という会社や、
老舗の専門商社です!
という会社など
色々あると思います。
実は最近、経理に新入社員が
入社したのですが、
その人の前職を聞いていると
本当にいろんな会社が
あるんだなぁと感じたんです。
●会社が異なれば文化も異なる
以前お話ししたこともありますが、
私が担当している子会社で
製造業があります。
M&Aした会社で、ほぼ個人企業のような
状態で購入したので、
全然整っていないんですね。
これから上場企業のグループ会社として
整えていかなければならない状況です。
その会社を新しい人に担当してもらおう
と思って少しずつ業務を依頼しているのですが、
「え、コレは人がやるんですか??」
みたいな反応が多いんです。
そういったとき、
じゃあ、前の会社ってどんなのだったの?
と聞くと、工場で各仕訳が
出来上がったのが届くので
それを取りまとめるだけ。と。
マジか!羨ましい!!(笑)
更に、うちの会社では
複数の分野にわたって
事業を行なっているので、
債権債務の管理も大変なんですよ。
この入出金は本来あるべき金額と
一致しているのかを確認し、
仕訳を起票するんです。
すると、その新入社員はココでも、
「え!コレ人がやるんですか!!」
と言われ、前どうしてたか聞くと。。。
「全てシステムがやってくれていた。。。」
めっちゃ羨ましい!!!
私もそんなシステムが欲しい!!!
●その新入社員の前職企業とは?
その人に聞いてみると、
前職の会社は何十年も続く
製造業一本の会社だったようです。
製造業だから、ということかもしれませんが、
数値を集計する仕組みも作らねばならない
という認識が各所にあり、
会社としてその仕組みをつくる部署もあったと。
本当に私からすると、
羨ましい限りだと思いました。
素晴らしい会社だと思います。
少なくとも経理にとっては。
でも、今の会社の場合、
その仕組みも経理だけがやるんでしょ、
という会社なんです。
更に、お金をかけるとダメと言われる。。。
他の部の工数は営業に使うし、
お金も営業に使う。。。
経営陣の人たちが
まだまだ数値を正しく集計することに
重要性を感じていないんでしょう。
というより、今までで何とかなってるし、
という考えなのだと思います。
そのあたりに関しては、
社風によって全然違うのかなぁと思います。
私たち経理ももっと訴えなくては
いけないんだろうな、
と改めて感じさせてもらいました。
ずっと同じメンバーで働いていると、
いい意味でも悪い意味でも
現場に慣れてしまう事が多いです。
たまに、新しい空気を運んでくれる人が
来るのはいいことだと思いますね。
では、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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