お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

6月に入って繁忙期も過ぎ、
ちょっとほっとしています。
この時期は、繁忙期の時に後回しにしていた
業務や作業をちまちま進めています。
こういう時期って色々考えをまとめたりも
出来るので結構好きなのですが、
もうちょっと過ごしやすい気候なら、
言う事ないんですけどね。。。

本題ですが今回からは、
「離婚と税金」
というテーマで報告していきます。

■離婚と税金-①離婚時の諸問題

意外と相談が多い事例で、「離婚と税金」があります。
結婚した人の3組に1人が離婚する時代・・・
といいますから相談も増えるわけです。

夫婦が生活を共にできなくなって
別れることになったときには、
今まで2人で築いてきた財産を分けるなど、
いろいろな手続きが必要になります。

「妻は専業主婦で、お金を稼いできたのは
全部自分だから財産を分けるつもりはない。
全部自分のものだ」
と主張される方がいますが、
そういうわけにもいかないのが現実です。
さらに、離婚では、税金以外でも
いろいろ決めなければいけないことがあります。

・姓をどうするか

女性が結婚により姓を変えることが多いかと思います。
離婚後には、元の姓に戻るか、
そのままの姓でいくのかを選択します。
子供の姓は、夫または妻のどちらかの姓となります。

・子供の親権はどうするか

離婚すると、両親のどちらかを
親権者に決めなくてはなりません。
ただ、母親が親権者となることが圧倒的に多いでしょう。
親権者にならなかった親には、
離婚後も子供に会う権利があり、
回数や場所などは、協議により決まります。

・財産分与と慰謝料はどうするか

財産分与とは、夫婦が共同生活をしていた間に
築き上げた財産を清算すること言います。
上で少し触れましたが、専業主婦の場合でも、
家事労働に対する評価として
半分は妻の財産と考えます。
ただし、必ず半分ずつというわけではありません。
ケースバイケースで夫婦の事情により異なります。

慰謝料は、相手に非がある場合に請求することが出来ます。
代表的なものは不倫による不貞行為がやはり多いでしょう。

・養育費について

財産分与により、夫婦の財産を清算しても、
相手に小さな子供がいて離婚後の生活に困る場合などは、
離婚をした後でも扶養の義務は残ります。
これも収入などによってケースバイケースです。
月々5万円を子供が成人するまでの間は支払う
などといった取り決めをします。

上記のようなことを、離婚をするときには
決めていかなくてはいけません。
離婚は結婚の何倍も大変と言われていますが、
相談を受けていると、確かにその通りだと思います。
(自分もそうならないよう、気を付けなくてはと肝に銘じています。)

次回も引き続き、同じテーマでお話をしていきます。

宜しくお願い致します。