お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。
先週、お盆明けから涼しくなった、
と言いましたが、
気のせいと言ってもいいくらい、
短い間のことでした。。。
まだまだ暑さは続きそうです。。。
さて、本題ですが引き続き、
「キャッシュフローと利益の違い」
というテーマで報告していきます。
<前2回:下記リンク参照> ※キャッシュフローと利益の違いについて~①資金繰り表の重要性 ※キャッシュフローと利益の違いについて~②資金繰り改善策!前編!!
■キャッシュフローと利益の違いについて~③資金繰り改善策!後編!!
前回は、融資による資金調達以外での
資金繰り改善方法として、
- 売掛金の回収を早める
- 前受金を入れてもらう
- 買掛金の支払いを延ばす
- クレジットカードを利用する
という内容をお話しました。
今回も前回に引き続き、
「具体的な資金繰り改善策」
について、お話を進めていきます。
●資金繰り改善策 後半
さて、前回に引き続き、資金繰りを改善する
いくつかの方法をご紹介いたします。
※①~④の手法をご確認の方は、前回投稿をご確認ください。 キャッシュフローと利益の違いについて~②資金繰り改善策!前編!!
⑤ 余剰な在庫を持たないようにする
こちらを実行するには
在庫管理をしていることが前提にはなりますが、
実行できれば資金繰りが改善できます。
過剰な在庫があると、売れるまでの期間が
長くなりますので、当然無駄な人件費や
保管コストが発生します。
また、在庫を処分するときには、
たたき売りのような状態になることも多く、
利益率を下げる要因になることもあります。
徹底した在庫管理を心がけてみると良いでしょう。
⑥ リースやレンタルを検討してみる
例えば、オフィスに必ずある複合機は
購入するという選択肢もありますが、
毎月リース料金を支払うリース契約の方が主流です。
同様に、車両、機械、設備、不動産等でも
リースでの契約が可能です。
また、リースとは違いますが、
最近ではカーシェアリングなどもあります。
車両の使用頻度がそんなに高くないのであれば
カーシェアリングも検討してみましょう。
⑦ 借り換えの検討
幾つかの借入がある場合、現在の金利よりも
安い資金調達方法に切り換えるというものです。
また、金利は変わらなくても、
借入期間を長くしてもらう等の
交渉をしてみましょう。
そのためには、取引金融機関は
最低でも2つ、できれば5つくらいの
金融機関とは関係を作っておきたいです。
また、金融機関には決算だけではなく
4半期に1度くらいは訪問して、
常に会社の情報を開示してください。
向こうから提案してくれることもあります。
⑧ 無理な節税はしない
節税は大切ですが、節税しすぎて
資金繰りが悪くなってしまっては本末転倒です。
例えば、生命保険を利用した節税では
確かに目先の税金は安くなるかもしれませんが、
保険料としてキャッシュアウトする金額が
大きいですので、資金繰り自体は悪化してしまいます。
過去に契約した保険を
見直してみるのもよいでしょう。
もちろん保険を利用した節税がダメ
と言っているわけではありません。
むしろ計画的に実行するのであれば
節税としてはよい方法ですので、
税理士やFPなどと話して慎重に検討するべきです。
前回・今回言及した以外にも、
資金繰りを改善する方法はありますが、
まずは自分の会社の状況を把握するために
資金繰り表を作成し、
改善の方法を検討してみましょう。
資金繰りでお悩みの方は
税理士にご相談頂くのが良いですが、
もし、税理士に心当たりのない方は、
是非こちらでご相談ください。
税理士紹介ネットワーク~タックスコンシェルジュ~
https://www.tax-concierge.net/
さて、今回の報告は以上です。
次回、また宜しくお願い致します。
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