お疲れ様です!諜報部長!さすらいの情報収集家Kです。

さて、今回も前回に引き続き「還付申告」について、ご説明致します。

■還付申告を活用しよう!⑤ふるさと納税を活用してよりお得に!

前回まで還付申告についてまとめてきましたが、
サラリーマンでも還付申告をすることで、税金を取り戻すことができる場合が
あることがご理解頂けたのではないかと思います。

ただ、せっかく確定申告をするのであれば、
できるだけ多くの控除を受けたいというのが心情。。。

そこで、今回はふるさと納税を活用してよりお得に節税する方法をまとめてみます。

●ふるさと納税ってなんだっけ?

テレビなどでも特集が組まれたりしていますので、ご存じの方も多いと思いますが、
ふるさと納税とは、自分の好きな自治体に納税することで自治体の応援ができる制度です。
「お得に節税するのに納税するって、どういうこと?」と思われる方もいるでしょう。

実は、ふるさと納税にはいくつか誤解をまねく部分があります。
ふるさと納税とは、納税という名称がついていますが、
手続き上は自治体に対する寄附です。
その結果、寄付した自治体からお礼の品・特典がもらえることがあります。
また、寄附した金額の大半が住民税から控除されたり還付されたりするので、
実質的な負担は2,000円でお礼の品・特典がもらえるというわけです。

●いったい何がお得なの?

実際にお得に活用するポイントはいくつかあります。

①高価なお礼・特典がもらえる自治体を選ぶ

⇒自治体によって、お礼の品や特典が異なります。
ですから、より価値の高いお礼・特典がもらえる自治体を選ぶことでお得になります。
人気のある佐世保市のお礼の品は海鮮などの特産品がもらえます。

https://www.city.sasebo.lg.jp/kankou/kankou/kiratouenkifukin.html

③住民税の控除が最大になるようにふるさと納税する

⇒控除額の上限いっぱいまでふるさと納税をすることで、前述①②のメリットをより大きくできます。
また、今年度分のふるさと納税から住民税控除額の上限が2倍に引き上げられましたので、
よりお得に活用できるようになりました。

このようにふるさと納税は、実質的な負担は年2,000円しかないのに
お礼の品や特典がもらえて、住民税の控除が最大化できる制度なのです。

●実際いくらぐらい控除されるの?

住宅ローン控除や医療費控除などの控除を受けていない場合の目安で例を挙げてみます。
・年収500万円で夫婦(妻は専業主婦)+子供1人の場合:5万7000円
・年収700万円の独身の場合:11万6000円

詳しい目安は、こちら(総務省)でご確認ください
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html#block02

●やってみたいけど、どうしたら?

ふるさと納税をするには、ポータルサイトを利用することをオススメします。
ふるさと納税の支払や手続きが簡単になる場合もありますし、
なによりお礼や特典から自治体を選ぶことができますので便利です。

●ふるさと納税サイト:さとふる

ちなみに、今年からサラリーマンの方で還付申告をしない方は、
年末調整だけで控除が受けられる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」がはじまっています。
これからふるさと納税はより広がっていきそうですね。

以上、今回の報告とさせて頂きます。
次回の報告は来年となります。新年も宜しくお願い致します。