お世話になってます!諜報部長!諜報部員のAです。
まだまだ慣れない点もありますが、税理士として活動する傍ら、
諜報部員の活動もしております。
引き続き宜しくお願いします。
今回は、前回までの内容を総括して、まとめたお話をしたいと思います。
■独立開業前に知っておきたいこと:前回までのまとめ
【個人事業者のメリット】
※詳しくはこちら ●利益がなければ税金はゼロ ●社会保険負担が低額 ●交際費が全額経費となる ●事務負担が小さい・・・など
【法人のメリット】
<税制面>※詳しくはこちら ●経営者に給与を支払うことができる ●家族に給与を支払うことができる ●経営者の生命保険料が会社の経費にできる ●役員社宅を借りることができる ●赤字の繰越控除期間が長い ●税率が一定 ●相続税の観点・・・など
<社会的信用など>※詳しくはこちら ●社会的信用度が高い ●優秀な人材を集めやすい ●資金調達の幅が広い ●有限責任・・・など
●個人か法人かで迷ったら・・・
一見すると、法人の方がメリットのポイントが多いように見えますが、
個人事業と法人設立では、それぞれメリット、デメリットがあります。
そのため、どちらで事業を開始するか迷うこともあるかと思います。
一般的に世間でよくいわれる判断基準としては、次のようなものがあります。
1点目:個人事業者で2年間消費税の免税を最大限受けてから法人化し、 さらに2年間免税を受ければ最大4年間の免税が可能になり節税できる 2点目:所得が○○○万円が損益分岐点なので、それ以上だと法人設立した方が節税になる
しかし、事業は税金の損得だけの問題ではありません。
世間からの信用も必要で、ある程度の規模で事業を行いたい場合は、
節税のメリットを享受するよりも、法人設立して事業そのものを
大きく伸ばした方が良いこともあるでしょう。
最終的には起業する方々の今後のビジョンや意気込みなども考慮して、
総合的に判断することが必要となるのかもしれませんね。
理想を言うのであれば、事業開始!の前に、
税理士やその他専門家など、知識があり、かつ信頼できる人に
相談してからスタートする、というのが良いと思います。
さて、今回の報告は以上です。また、新年も宜しくお願い致します!