諜報部長、お世話になっております!経理担当、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は、「在外子会社」についてのお話です。
■在外子会社について
私の勤める会社には在外子会社があります。
いきなりの話になってしまいましたが、在外子会社とは、
簡単に言うと「外国にある子会社」のことです。
在外子会社だからって何が違うの?どう違うの?
と思う方も多いかと思います。
私もまーーーったく分かりませんでした(笑)
経理の業務をしていて分かったこと。
国が違うとルールって違うんだー。ということです。
当たり前なんですが・・・・(笑)
例えば・・・
投資を行う為には、投資専用の口座を作らなくてはならない国があります。
しかも、議決権割合などによって口座種別が異なったり。。。
そのルールも変更が多く、その都度契約書類等が必要になるとか。。。
タックスヘイブンで登記する会社だと厳しかったり。。。
色々とバタバタしたのを覚えてます。
私が一番面倒だと思うのは、
会計基準の相違とそれによる組替えの必要性です。
分かりやすいのは、使用科目が違う場合。
「銀行手数料」という科目を使用される会社がありますが、
日本では「支払手数料」にまとめています。
他には、ちょっと特殊かも知れませんが、
転換式株式の取扱い方法が有価証券か貸付金かという論点で異なっています。
その為、利息の認識違いが生じ、
利益の相違、転換後には一株単価が異なってきちゃうんです。
それを合わせにいかないといけない。
これがまた面倒臭い。。。
しかも、利益の認識が異なるので、当期純利益が1つの会社で異なってきます。
利益が異なるという事は、ずーっと引きずり続けるんですね。
正直「あるべき価格」が異なるので、連結取込時など、間違っていないか不安になります。。。
国が違うとルールも違うことは仕方がないかも知れませんが、
会計の基準が同じだととても楽なのでは・・・と思います。
これから合わせるとしても、日本が合わせにいかないといけないので、
それも大変なんでしょうが・・・(笑)
今週はちょっと真面目な話でしたよね??
次回も宜しくお願い致します。
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