お世話になっております!
現役経理在籍中、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は
「テレビの消費税特集」
についてのお話です。

テレビの消費税特集で思ったこと

■テレビの消費税特集で思ったこと

最近、朝や夜のニュース・情報番組を見ていても、
消費税増税に関するお話が多いですよね。

先日も、どの番組かは忘れましたが、
増税までのカウントダウン企画をやっていました。

増税前に購入した方が良いもの!
みたいな話題にも触れていたのですが、
個人的にはお金に無頓着な人間なので、
「今のうちに買わなきゃ!」
みたいなものはないです。。。

大きな買い物をする予定もないので、
日用品くらいしか思い浮かばないから、
ちょっとした疎外感で寂しくもあります(笑)。

●簡単なクイズのはずだけど・・・

そんな中、ニュースを見ていて、
驚いた事があります。

消費税率が「8%か10%か」の
クイズを出しているコーナーで、

「9月に購入した商品で、引き渡しが10月になるものは?」

という問題がありました。

それに対して出演者の回答は
1人だけが消費税10%で、
他全員が消費税8%と回答したんです。

私は「え?10%でしょ?」と戸惑いました。
だって納品が10月なんだから。。。
物の受け渡し、サービスの提供がないと
成立していませんし・・・

もちろん答えは10%。
私はちょっとだけ「ほっ」としましたが、
出演者の方々は
「えーありえない!」
「俺お金払わない!」
と言うんですよね。

なんという事だ・・・
消費税に関しては会社がどうこうできるわけではなく、
国の法律なのに、消費者に支払われなかったら
会社が負担するしかないのか。。。
って思いました。
まあ、実際は払うことになるんでしょうけど(笑)。

その時、誰かが小さな声で
「契約時の金額が既に10%なのか」
と言っていました。

後で消費税増額分だけ請求されるのは珍しいので、
基本的には契約時に開示された金額が税込金額なら
既に10%が課税されていると思って良いと思います。
それなので、「実際は払うことになる」
という話なんですよね。

見積もりなら税抜き価格で開示されるかもしれませんが、
業者によってはちゃんと10%だよ
って言ってくれるんじゃないでしょうか。

●当然・当たり前と思わないことが大事!

このニュースをみて思ったこと。
消費者目線だと納品日ベースとか
分かんないよねって思いました。

私たち経理に関わる人は、
当たり前に納品ベースって思っているけど、
改めて自分の当たり前が
当たり前じゃないというか。

そんな中、現場から
「10月出荷の商品を9月に受注したい」
と相談があって、消費税がどうなるかと質問が!

このニュースを見ていたので、
「ちゃんと10%だよって表示したほうが良い」
とオススメしました!
トラブル防止ですね。

何事も当たり前と思わない事が
大事なんだなーと思った一日でした。

今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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