諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は「システム構築」についてのお話です。
■システム構築①
以前、経理は紙だけでなくデータを扱う事をお話しさせて頂きました。
(参照:経理が話す「今どきの経理事情」)
そのデータの取り扱うシステムも経理が作る事もあります。
本来であれば、SEが作るものなのですが、
まだ事業が開始し始めたところ、短期的な事業などの理由で
SE(システムエンジニア)の工数を使えない時は
経理が作らざるを得ないんです!!
これ、結構しんどいものなんです。。。
今、作っているものが、
前回(※)お話しした債権の発生から消滅までを管理するシステムです。
(※:経理が話す「業務フローと会計への反映①」)
(※:経理が話す「業務フローと会計への反映②」)
内容は小売の会社です。
内部統制の面からも、使えるデータに限りがあったりするんですね。
システムを構築するにあたり、
まずやるのが、販売フローの中で債権発生と消滅タイミングの洗い出しです。
今回は、「債権発生」タイミングについてお話していきます。
●債権発生のタイミング
受注時にシステムに溜まる受注データがスタートです。
この受注データは、顧客が購入確定ボタンを押した時点で
自動的に溜まるデータです。
なので、販売システムを構築した時点で
内部統制の観点からも網羅性のOKが出てるデータなんですね。
ここで漏れがあるとそもそも、
債権の残高が異常値になってしまうので大事になるんです。
ただ、この受注データのうち、
顧客の支払方法によって会社の債権確定タイミングが異なります。
例えば、代引きは受注時債権発生はしておらず、
売上が確定した時点で債権発生します。
カードは、カード会社債権回収を依頼した時点で発生します。
なので、全受注データの債権確定日を調べていかないといけませんね。
その次は、債権の「消滅」タイミングについてのお話ですが、
それは、また次回ということで、今週はここまでに致します。
あまり、経理らしからぬ(笑)話になっていますが、
次回もお付き合いくださいm(__)m
それでは、また次週、宜しくお願い致します。
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