諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は、「経理目線での税務調査」についてのお話です。

経理目線での税務調査①

みなさん、税務調査ってご存知ですか?

ウィキペディアでは、
税務調査(ぜいむちょうさ)とは、行政機関が納税者の申告内容を
帳簿などで確認し、誤りがあれば是正を求める一連の調査をいう。」
という定義のようです。
※参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%8E%E5%8B%99%E8%AA%BF%E6%9F%BB

要するに、「あなた(もしくはあなたの会社)は、
本当に正しい申告してますか?証拠見せて下さい。」なんですね。

この「証拠=帳簿」を作っているのが、経理です。

この帳簿を作る際に、気を付けなければならない点が
たくさんあります。

それを幾つかお話していきます。

●書類保管の重要性

今までも言ったことがありますが、領収書や請求書は必須です。

いざ調査のときには、
「帳簿に10,800円と記載されてますが、本当に10,800円かかってますか?」
⇒領収書見せて下さい。

「帳簿に消費税0%、仮受消費税0円と記載されてますが、
課税対象ではないですか?」
⇒請求書見せて下さい。
って話になる可能性があります。

で、その時に必要書類が存在しないと、
「あれ?これ計上根拠ないですね。本当に費用かかってますか?」
税金逃れじゃないの?

「あれ?これ課税対象ですね。」
800円の納税申告漏れですね。
みたいな指摘を受けて、追徴課税が請求されちゃうんですよね。

皆さんも経理の人から逐一書類の提出を求められていると思いますが、
その一つがこういった税務調査の為でもあるんです。

いざというときに会社に損失を出さない為、
こんな事を防ぐために、ちゃんと領収書や請求書を提出して下さいね。

今回はここまで!
次回は、「経理目線での税務調査」の2回目、
「心証アップについて」お話します。
宜しくお願い致します。
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