お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!
連休も明け、暑い日も増えてきました!
が、税理士業界はここから、
繁忙期の締め括りに入ります。
3月決算のお客様の申告が待ってます!
連休ボケしている暇はなく、
日々お客様と打ち合わせです!
さて、今回のテーマは
「ふるさと納税」についてです。
■ふるさと納税①
昨今では、「ふるさと納税」と言えば、
誰でも知っているものとなりましたが、
まずは簡単に説明を。
ふるさと納税は、平成20年度の税制改正によって導入されました。
導入の経緯は、様々な要因が考えられますが、
最も大きな要因としては、
地方と都市との税収の格差が開きすぎたためだと思われます。
●ふるさと納税導入の背景を考察
最近では、地方の過疎化が大きな問題となっています。
都市部で生まれ育った人はもちろん、
地方で生まれ育った人も
生活環境や労働環境を都市部に求めることが
普通になっています。
しかし、老後の生活は
生まれ故郷で過ごそうとする人が多いことから、
地方には介護や福祉といった
行政コストの負担が集中してしまっているのです。
でも、税金は集まらない・・・
これでは地方の行政はパンクしてしまいます。
そこで、都市部から地方に税を還元できる仕組みとして
導入されたのがふるさと納税なのです。
●ふるさと納税の大まかな仕組み
今更ですが、ふるさと納税とは
全国の自治体にふるさと納税という形で寄付することで、
住んでいる地域に収める住民税と
国に納める所得税の一部を
控除することができるというものです。
納税、という名前ですが「寄付」なんです。
ふるさと納税によって、
私たちの余分な負担が増えることはほとんどありません。
自己負担金として、2,000円が必要になるほかには、
一定範囲内であれば寄付した金額の全額が控除、
または還付として手元に戻ってくるからです。
さらに、寄付先の自治体より
特産品がもらえるのですから
人気になるのもうなずけます。
次回も引き続き「ふるさと納税」
についてお話します。
次回は、ここまで一般的になった、
知名度を得ることになった事情を
お話していきます。
それでは、次回も宜しくお願い致します。