お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!
さあ、年末です。
昨日・今日で仕事納め、
という人が殆どではないでしょうか?
サラリーマン時代は、
年末最終日って掃除しか
してなかったので、
「来なくていいんじゃないか?」
って思ってましたが、
独立すると違いますよね・・・。
月末最終日ってバタバタです。。。
さて、本題に入りますと、
今回も前回に引き続き
「確定拠出年金について」
について報告していきます。
■確定拠出年金について②
前回は、日本の年金制度、
並びに確定拠出年金誕生の
背景についてお話をしてきました。
今回はメリット・デメリットを含めて、
確定拠出年金自体の説明をしていきます。
●確定拠出年金の説明
確定拠出年金は、資産が減るという
リスクを気にする方もいますが、
元本が保証された定期預金での
積立もできるので、
リスクを取りたくない人でも
安全な資産運用が可能です。
また、確定拠出年金は
節税効果も大きいのが特徴です。
掛金については、上限が定められていますが、
その掛金の全額が加入者本人の所得控除になります。
通常、個人投資家が資産運用で得た運用益には
20パーセントの税金がかかりますが、
確定拠出年金は60歳までの加入期間にわたって
運用益が非課税となります。
さらに受け取り時にも税制優遇があります。
確定拠出年金は60歳まで積立、
60歳以降70歳までの任意の期間内に
一時金で受け取るか年金として分割して受け取るか、
若しくは両方を組み合わせて受け取るかを選択できます。
一時金として受け取る場合には、
退職所得控除が適用されます。
加入期間1年につき40万円の控除が認められ、
さらに加入期間が20年を超えると
1年当たり70万円の控除が認められ、
控除しきれなかった金額の半額が
課税対象となります。
年金として受け取る場合は、
公的年金控除としての優遇がありますので、
確定拠出年金は老後資金づくりに
有利だと言えるのではないでしょうか。
会社員で会社に厚生年金基金などがない人や
自営業者は確定拠出年金個人型の加入資格がありますが、
加入資格は60歳までなので
タイムリミットがあることには注意が必要です。
ただ、確定拠出年金にはデメリットもあります。
確定拠出年金はあくまで年金なので、
60歳まではいっさい
お金を引き出すことができないという点です。
なので、確定拠出年金の掛金を決める際には
慎重な判断が必要です。
個人的にはメリットの方が大きい、
と思う制度ではありますので、
あまりご検討されたことが無い、
という人に関しては、
この年末年始でご一考してみては
いかがでしょうか?
ということで、今回の報告は以上です。
次回は新年になります。
来年も宜しくお願いします!