こんにちは!諜報部長!税理士紹介サービスを営む、諜報部員のSです。
今週の報告をさせて頂きます!
さて、今回の報告テーマは、「良い税理士とは何なのか?」というテーマでお話させて頂きます。
税理士紹介サービスを展開している私ですが、同様に一人の事業者です。
なので、税理士さんに対しても、
「税理士紹介サービスを運営している」という目線と、
「税理士さんと契約し、付き合っている」という目線の二つを持っています。
そういった観点を合わせて、どのような税理士さんが良いのか?
という点についてお話させて頂きます。
■良い税理士って?~ビジネスマナー~
「良い税理士」と言っても、前提として、事業者様の業種や規模が異なるので、
全てのお客様に対して、常にその税理士が良い、ということではありませんが、
個人事業主の方や、年商1億円未満の規模の法人様にとっては、
税理士さんに求める部分や、付き合い方が共通してくることも多いので、
そういった観点でお話させて頂きます。
私の考える「良い税理士」の第一条件は「ビジネスマナー」です。
こう言ってしまうと、マナーが無い税理士さんが多いみたいに聞こえますが、
そこまで強い意味と言うより、当たり前のことをきちんとやってくれる、
そして、事業者側が考えるビジネスマナーと一致している、ということです。
●当たり前のことって?
これは、仕事をする人間として「当たり前」のことです。
人によって、許容範囲に差異はありますが、
- 「電話に出られなかったら折り返す」
- 「メールを受け取ったら返信する」
- 「約束の時間を守る、万が一、遅れてしまうようなら事前に連絡をする」
- 「自分から連絡すると言ったら、必ず連絡する」
といったようなことです。
何ら難しいことはありません。至極、当たり前のことです。
ただ、働いた経験がある方ならわかると思いますが、
思った以上にこれをきちんと出来る人は少ないです。
税理士さんだけに特別こういう人が多いということではなく、
どの業界、どの会社にも残念ながら、こういった当たり前のことを
きちんとやって頂けない方が存在するのが事実です。
そして、この「当たり前」の積み重ねが信頼関係に繋がっていく重要なポイント、
というのは、勿論言うまでもありません。
●ビジネスマナーの一致とは?
「当たり前」と言っておいて、それを否定する訳では無いですが、
上記にも記載した「許容範囲に差異」というポイントです。
これも、社会経験がある方、特に営業経験がある方であればお分かりだと思いますが、
勤めていた会社・業界や、新人の時に受けた指導、年齢・世代等によって、
「当たり前」と考えられていることに若干の差異があります。
ここで重要なのは「その差異が許容できるか」どうかです。
人に合わせるのが得意な方であれば、その対象者に合わせて、
「この人はこまめに連絡が欲しい人だ」
「この人は頻繁な連絡をすると逆に疎ましく思うかも」
というように上手く変えているかもしれませんが、
それでも、それが出来るのは「許容範囲内」だからです。
ただ、この様に上手く変えられる人ではなくても、どの人にも許容範囲があります。
税理士さんとのお付き合いは、仕事上のものですから、
互いのビジネスマナーは信頼関係を醸成する土台です。
だからこそ、互いのビジネスマナーが「許容範囲内で一致」していないと、
仕事も進まないでしょうし、相手に対して好印象を持つこともありません。
もちろん、この点においては、事業主側だけでなく、税理士さんも意見がありますので、
税理士さんの考える「当たり前」から大きく逸脱する人の場合は、
税理士さんから、契約の継続が難しいと伝えられる場合があることをお忘れなく。。。
今回の報告は以上となります。
次回も引き続き、「良い税理士とは何なのか?」というテーマで報告させて頂きます。