諜報部長、お世話になっております！
経理担当、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は
「業務改善」についてのお話です。
■経理が話す「社内の業務改善」
私は他の会社で経理の仕事をしている
という人に会うことがなく、
今の自分の状況は、
(他の会社でも同じ経理の人なら)
みんな同じだと思っていたのですが、
最近違う事に気付かされる機会が多く
考えを改め始めている状況です。
そのきっかけというのは、
私が働きすぎ！残業しすぎ！いうことで、
人事から指摘を受けたことなのですが(笑)。
具体的な動きとして、
現在、社内の業務改善部というところに
改善をお願いしています。
改善の為の第一歩として、
まずは、担当会社とのメール内容や
各事業のデータを共有しています。
結果、自分自身でも見直すことに
なるのですが、そうすると、
私はいつのまにか色々なことを
「諦めていた」という事に気付かされました。
●諦めていた理由
本来、経理の仕事というのは、
正しいデータをもらって、
会計に起票することが仕事である。
確かにこれは間違いありません。
ただ、私の会社の現状は、
提出されるデータが必ず間違っているので、
データが間違っている前提で確認をし、
案の定、全事業で何かしらが間違っており、
経理が間違いを指摘してやり直しを依頼して、
その後のやり取りをする
という、非常に無駄な業務が発生しています。
だけど、担当して2年。
毎月、間違っているデータをみていると、
いつのまにか、事業部の人たちに対して、
「そんなちゃんとした仕事どうせ出来ない」
と諦めてしまっていた自分もいたんだと思います。
数字を転記するだけなのに、
なぜ間違えるのか理解できないし。
最後確認をしないことなんて
社会人として理解できないし。
業務改善部としては、
当然、この状況に着目しました。
そして、現在では、
各事業部から経理に対して、
「正しいデータが提出される」ことを
当たり前に変えていこう
と動いてくれています。
ただ、本音を言うと、
「そんなこと本当にできるのかな」
と当初は思っていました。
●実際に存在することを知る
でも、考えが変わる出来事がありました。
先日、以前の同僚と久々に会って話をしました。
数年前にグループ内の子会社を
他社に売却したことがあったのですが、
その同僚は、子会社の経理担当として
売却先企業に転籍した人です。
彼が新しい勤務先で非常に驚いたのが、
「正しいデータがでてくるから、
それを計上するだけなんだよー！！」
ということでした。
それによって、今の私の勤務先では、
「経理以外の仕事を大量にしてるんだよー！」
と教えてくれました。
会社が違うとこうも違うものなのか、
と私も思いました。
ただ、逆に彼が言っていたのは、
「なぜ、売上が増減したのか？」
「なぜ、販管費が増減したのか？」
データがきっちりしていると、
全く分かっていない人もいるので、
それはヤバイよね(笑)、
起票しかしていないなら、
転職とか大変そう。。。
と話をしていました。
今の会社において、
経理以外の業務もしている点は、
自分のスキルアップになっている
と思うので感謝していますが、
ただ、業務改善の取り組みにおいて、
「諦める」という思考になっていたのは、
私もヤバイかもしれない、
と気づかされました。
大変な業務かもしれませんが、
前向きに改善に取り組んでいきたいと思います！
さて、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします！
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