お世話になってます!さすらいの情報収集家Kです!
諜報部長!! 正月気分は無事抜けてますか???
さて、早速ですが、今週の報告に入らせて頂きます。
今週も前回に引き続き、「確定申告」というテーマで報告致します。
■2016年イチからわかる確定申告-確定申告ってなに?(基本編②)
毎年の恒例行事ですが、年が明けると確定申告の季節です。
普段からしっかり帳簿を付けたり、
書類整理をしている方は慌てず騒がず
処理をされることでしょう。
でも、「なにも準備してない!」、
「何をすればいいの?」、
「確定申告ってなに?」というような方、
安心してください。。。。
はいて○○○、・・・ではなく、
今回は、前回に引き続き、
そうした確定申告初心者の方でも
バッチリわかる確定申告について
まとめていきたいと思います。
●具体的に確定申告ってなにするの?
「確定申告したいんだけど、何したらいいの?」
という方に、確定申告でするべき
大まかな手順をご説明します。
まずは、全体的な流れをつかみましょう。
1.情報を集める
2.必要書類を集める
3.申告書をつくる
4.管轄の税務署に提出する
「確定申告」って四文字熟語みたいで
難しそうなイメージを持たれている方が多いですが、
実は結構簡単なものです。
多少煩わしさがあっても、節税にも繋がりますから、
慣れてくれば楽しくなってくることもあるでしょう。
それでは、順番に確認していきましょう。
1.情報を集める
確定申告するためには、最初に情報を集めることがとても大切です。
しっかり次の情報を集めましょう。
・管轄の税務署を調べる
自営業・個人事業主の方は、開業を届け出た税務署、
年金受給者や給与所得者の方は、一般的に住民税を支払っている地域を
管轄する税務署となります。
※国税庁のサイトで管轄の税務署を確認しておきましょう。 https://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm 会場、開設期間、受付時間、また税理士による無料相談の案内等も チェックしておきましょう。
・受けられる控除を調べる
所得税を節税できる様々な制度があります。
自分で申請しないとその恩恵を受けることができませんので、
どの制度が利用できるか確認しておきましょう。
所得金額から差し引かれる金額(所得控除)|国税庁 https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm 還付申告を活用しよう! ①年末調整で税金を取り戻す! https://www.y-chohobu.com/archives/387
2.必要書類を準備する
決算書、帳簿、領収書・レシート、請求書、証明書(生命保険料控除証明書など)、
源泉徴収票などが必要となります。
どの書類が必要になるかは人によって異なりますので、漏れがないように確認しておきましょう。
Q22 所得税及び復興特別所得税の確定申告を提出する際に 必要な書類はどのようなものですか。|国税庁 https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/06.htm#q22
3.申告書をつくる
必要書類が準備で来たら申告書を作成します。
申告書は決まった様式がありますので、最寄りの税務署で入手しましょう。
また、インターネットからダウンロードすることもできます。
確定申告書などの様式・手引き|確定申告特集 https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/yoshiki.htm
確定申告書には、大まかに2つの様式「確定申告書A様式」と「確定申告書B様式」があります。
A様式はサラリーマンや年金受給者が使用するもので、
B様式は所得の種類にかかわらず、誰でも使用できるものです。
不動産収入・株式譲渡益がある方などが使用します。
よくわからなければ、税務署の担当者に聞いてみましょう。
自分が使用するべき申告書を入手したら、準備した書類を確認しながら
記入欄に必要事項を全て記入しましょう。
また、インターネットで申告書をつくってそのまま申請することもできますので、
そちらを利用するのも良いでしょう。
確定申告書等作成コーナー|国税庁 https://www.keisan.nta.go.jp/h27/ta_top.htm
4.管轄の税務署に提出する
申告書が準備できたら、いざ提出です。
はじめての方は自分で税務署に持ち込んで提出することをオススメします。
税務署では申告書について相談できますし、
作った申告書の確認や必要書類の確認などもしてもらえます。
その他の方法として、書類一式を税務署に送る方法やインターネットで提出する方法があります。
・税務署に送る場合
申告書は書類一式をまとめて管轄税務署に送付することでも提出できます。
確定申告書は「信書」にあたります。そのため、普通の宅配便は利用できません。
郵便局の郵便を利用するか、民間の宅配便業者を利用する場合は「信書便」を
利用するように注意しましょう。
・インターネットで提出する場合
国税電子申告・納税システム「e-tax」を利用して申告できます。
詳しい使い方については、次回以降ご説明します。
国税電子申告・納税システム(イータックス) http://www.e-tax.nta.go.jp/
以上、確定申告について概要をご説明してきましたが、ご理解頂けたでしょうか?
確定申告が必要な方は避けては通れないものですので、しっかり理解して適切に申告しましょう。
次回は、申告書について詳しく解説していきます。