お世話になっております!
現役経理在籍中、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は
「業務格差が生む弊害」
についてのお話です。
■業務格差が生む弊害
前回、私の上司が仕事しない問題をお話ししましたが、
きっとどんな会社でも仕事する人・しない人はいますよね。
仕事しない人が漫画になるくらいですから(笑)。
昔から思うのですが、会社内・組織内の仕事量って
頼れる人には仕事が偏ったりしていませんか?
工数管理を全体で行ってみると一目瞭然になるんですが、
私の会社は上司も前回ふれたような状況なので
もちろんやっていません。。。
ただ、そんな工数管理をしなくても、
実際に同部署で働いている人達は
ある程度気づいているはずなので、
是正も出来るのでは?と思うのですが、
問題を見て見ぬふりをする人、
問題に気がつかない人の存在もあり、
中々改善されないのが実情ではないかと思います。
●業務が偏っていく背景
例えば私の部署での話をするのであれば、
Aさんが担当だと問題点が存在しても、
種の時点から気が付いて対応し問題が大きくならずに済むので、
業務が滞りなく進み、対外的にも良かったねとなります。
でも、Bさんが担当だと問題点が存在した場合、
種の時点で気づかず、それが爆発してから対応するため、
自分のみならず他の人の工数をかけて解決しなければならないし、
下手をすれば開示の修正や監査NGといった
最悪のケースになってしまうこともあります。
こういうことが発生すると、子会社ごとに担当制をとる
私たちの会社では、子会社側からの要望で
Bさんは「担当から外れてほしい」ということになり、
その業務を担当出来る人ということで、
Aさんに仕事が偏ってしまいます。。。
ただ、私の会社は優しい(?)のでBさんもクビにならず
同じ場所で働き続けるのですが、
他の会社を担当させようとしても
その子会社の社長に外しを求められるため、
Bさんには簡単な業務しか与えられない。
でも、単純業務を頼むのは上司も胸が痛む・・・
と言って単純業務は派遣を雇ってお願いする。
本当に無駄な人件費だと思いますが、会社は野放し。
私たちの会社、大手ではない癖に大手病って感じです。
●業務の偏りを放置すると・・・
この状態、上記のように放置すると
どうなるかわかりますか?
答えは、仕事が出来るAさんに
会社や上司への不満がどんどん溜まっていく
ということです。
とくに経理の人は社員を「人件費」で考えるので、
色んな感情が入ってきてしまうんですよ。
今、私たち経理は絶賛決算中です。
人によっては毎日終電だし、
徹夜して必死に仕事をしている人もいるんですよ。
この働き方改革の時代に(笑)。
そんななか、Bさんが他の部の人たちと
「お菓子食べるひとー!」
って大きな声ではしゃぎ出したんです。
「ここのおいしーよねー」「これにしよっかなー」
って大きな声で話している。
食べ始めると、「やばーい!おいすぃー!」
って言ってる。めっちゃ平和でしょ(笑)。
これが1日ならまだ分かる。
でも、1週間のうち5日毎日続いたんです(笑)。
もー忙しいAさんやその仲間は激ギレ。
腹立たしさが止まらない。
トイレですごい愚痴られました。。。
「仕事しろよ!」
「お前の本来の工数分こっちが仕事してんだよ」
って止まらない止まらない・・・
だけど、Bさんが悪いことをしているか?と聞かれると、
私は悪いことはしてないと思うんです。
仕事をしていなければ、
その対価である給与を下げるだけだし、
成長がないだけだから。
勿論、良いこともしてないですけど(笑)。
問題はお給料も下げなければ、注意もせず、
工数分の仕事を与えないでいる上司だと私は思うんです。
でも、感情は止まらない。
組織の中で平等なんて絶対にないし、
上司もサラリーマンなので自分の保身に走るので何もしない。
自分の組織で問題があるなんて、上層部には
言いたくないでしょうしね。
だけど、こんな理由でAさんが退職して、
Bさんが残るのは会社にデメリットしかないので、
会社の未来はないだろうな、と思ってます。
だって、Aさんはどこでも転職できるだろうけど、
Bさんは今の会社に縋り付かないと生きていけないから。。。
こんな問題ってみんなありますか?
今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!