お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです。

さて、今回のテーマは、
「増税前の準備
についてのお話です。
しっかりチェックしておきましょう!

増税前に買っておくべきものは? 増税前に知っておきたい4つのこと

増税前に買っておくべきものは? 増税前に知っておきたい4つのこと

消費増税まであと1ヶ月半。
目前にせまってきた消費増税ですが、
いまのうちに知っておきたいことをまとめてみます。
しっかりチェックして
お得に消費増税対策をしておきましょう。

●その1:キャッシュレス決済に備えておくこと!

10月から始まる消費増税では、
特定の人だけ優遇される制度があります。
それは、「キャッシュレス・消費者還元事業」と言われるもので、
キャッシュレス決済をした場合に
購入額の2%または5%分のポイントが還元
される制度です。

この制度を利用するには、2つの条件があります。

①キャッシュレス決済をすること

クレジットカード/デビットカード、
電子マネー(Suica、nanaco、waon等)、
QRコード決済(LINE Pay、楽天ペイ、PayPay等)などを
利用して支払することです。

まだクレジットカード等を持っていない方は、
この機会につくっても良いと思います。
新規にクレジットカードをつくる場合は、
通常審査に1~2週間程度かかります
ので
早めに手続きを済ませておきましょう。

「私はSuicaだから大丈夫」と思っている方も
意外に忘れているのがポイント制度登録。
SuicaやPASMO、ICOCA等の交通系電子マネーは、
ポイント制度への利用登録をしていないと
ポイントが貯まりません

まだ登録していない方は、今のうちに登録しておきましょう。

Suica⇒JRE POINT
https://www.jrepoint.jp/

PASMO⇒PASMOキャッシュレスポイント還元サービス
https://www.pasmo-point.jp/

ICOCA⇒ICOCAポイント利用登録フォーム
https://entry.jr-odekake.net/webapp/form/21722_mdgb_1/index.do

②ポイント還元の対象店舗であること

ポイント還元制度に登録した店舗での
買い物が対象となります。
どのお店がポイント還元対象であるかは、
店頭に貼られたロゴ入りポスターでわかるようになる予定です。

キャッシュレスポイント還元の対象店舗

もうしばらくすると、店頭にポスターが貼りだされますから
事前に対象店舗をチェックしておくとよいでしょう。

ちなみに、対象となる店舗は、中小企業および個人事業主で、
製造業・卸売業・小売業・サービス業・旅館業・
ソフトウェア・情報処理サービス業で
資本金や従業員が一定以下の企業が
必要な手続きをしていた場合です。
よくわからない場合は、
お店の人に直接聞いてみると良いかもしれません。

●その2:増税前に買っておくべきものを見極める

消費増税で負担が大きくなってしまうものは、
今のうちに買っておくことが良いでしょう。
特に消費税負担が大きくなる高額商品を
買っておくのがオススメです。

ただし、増税後の方がお得になる場合があります
ので注意が必要です。
高額商品と言えば、住宅・車・家電などですが、
それぞれ状況が異なります。

・住宅の場合

消費増税で建物の購入費用や仲介手数料、
リフォーム費用等は増税の影響を受けますが、
土地の購入費用や各種保険料等は変わりません。

また、増税後は住宅ローン控除の期間が延長されたり、
すまい給付金の上限が引き上げられたり優遇措置がありますので、
業者に増税前と後どちらが得になるか
しっかりと相談して判断するようにしましょう。

・車の場合

増税と同時に自動車税が大幅に見直されます。
そのため、環境性能の良い電気自動車などは
増税後に購入した方が保有コストが減ることになります。

つまり、本体価格2%の増税分と保有コストの減少分を計算して
どちらが得か計算する必要があるでしょう。
ただし、各種オプション装備や
車載しておきたいドライブレコーダーなどは
増税前の方がお得ですから、本体以外に装備を充実させたい方は
増税前の方がお得になる場合が多いと思います。

・家電の場合

基本的に増税前の方がお得になる場合が多いと思います。

ですが、家電の商品価格は増税率2%より、
値引き率の影響が大きいので家電量販店などで
大量に取り扱われている商品は
増税後にセールされる可能性がありますので、
あわてる必要はないのかもしれません。

特に、amazonや楽天などで購入されている方は
増税後の方がお得になる可能性が高い
です。

実は、amazonや楽天などのマーケットプレイス販売している店舗は
ポイント還元事業者になる可能性が高いのです。
その場合、2%増税されても5%ポイント還元される
ことになりますので、結果的に3%分お得
ということになるわけです。

つまり、あるほしい商品を小売店や卸売店が
最安値で出している場合は、
増税後の方がお得になる可能性が高い
のです。
ですから、事前にほしい商品がどこで最安値になっているかを
調べて見極めておくことが大切です。

このように、基本的に増税前がお得と思っていても、
モノによっては増税後の方がお得になるケースも多いので、
今のうちにしっかりと見極めておきましょう。

●その3:旅行する場合も見極めが必要

国内旅行をする場合も、見極めが必要です。
まず、電車や航空券などの交通費は
増税で料金改定され高くなる
ことが発表されています。

ですから、増税前に買う方がお得と言えます。
一方、宿泊料金はどこに泊まるかで
変わってくることになります。

一般的には増税の影響を受けることになりますが、
民宿やペンションなど規模の小さな旅館やホテルは
キャッシュレス決済のポイント還元対象店舗
になる可能性が高い
のです。

また、旅行先で購入するお土産や日用雑貨なども同様ですので、
総額でみると結果的に増税後の方がお得になる
ケースも十分考えられます。

●その4:増税直前のネット通販は注意が必要

インターネット通販をよく利用されている方は、
10月1日直前に買いだめしておこう
と考える人が多いと思います。
ですが、注意が必要です。

増税前に一気にいろいろ買おうと、
前日の9月30日にまとめ買いしても、
消費税10%が適用されてしまう場合がある
のです。

実は、消費税がかかるタイミングは商品の発送時なのです。
そのため、9月30日に購入しても
発送が10月1日以降である場合は、
消費税10%が適用されてしまう場合があるのです。

多くのネット通販では、商品ごとに
税率が表示されていると思いますので、
直前にまとめ買いする場合は
しっかり税率を確認してから買うようにしましょう。

以上、いかがでしたでしょうか。
今回の消費増税は景気への影響を考えて、
様々な軽減措置が同時に実施されます。

そのため、よくよく調べてみると
増税後の方がお得になるケースも多い
ということがご理解頂けたと思います。

ですから、今のうちにほしい物が増税前後でどちらがお得か
しっかりと見極めておくことが大切です。

ただし、キャッシュレス決済のポイント還元制度は、
2020年6月末までとなっています。

その期間を過ぎてしまうと、
負担が大きくなるのは間違いないですから、
本当の意味で消費増税の負担が重くなるのは
20年7月からということになりそうです。