お世話になってます!さすらいの情報収集家Kです!
諜報部長!!そろそろ花粉も飛び出す時期です。。。花粉症、大丈夫ですか??
さて、早速ですが、今週の報告に入らせて頂きます。
前回に引き続き、確定申告書の作り方について、報告致します。
■2016年イチからわかる確定申告-確定申告書をつくろう:後半(給与所得者)
今回は、前回に引き続き、確定申告書のつくり方についてまとめてみます。
確定申告書をつくる方法はいろいろありますが、多くの人が使っている
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使ってつくってみましょう。
まずは、国税庁の確定申告書等作成コーナー(平成27年分)にアクセスしてみましょう。
https://www.keisan.nta.go.jp/h27/ta_top.htm#bsctrl
前回は作成の事前段階として、必要書類、動作環境等の確認でした。
今回は、具体的な手順についてまとめていきます。
●確定申告書等作成コーナーでできること
確定申告書等作成コーナーでは、次のことができます。
・画面の案内に従って入力していけば、確定申告書が作れる ・納税額または還付額を自動で計算してくれる ・入力したデータは保存することができて、 翌年以降も再利用できる
作った確定申告書は、印刷して税務署に提出することで確定申告が完了します。
インターネット環境とプリンターさえあれば、自宅で簡単に作れますので大変便利です。
6.提出方法を選択し、生年月日を入力する
※1~5に関しては、前回の報告をご参照ください。
ここから実際の入力が始まります。
まずは、確定申告書の提出方法ですが、今回は書類で提出しますので
下の「確定申告書を印刷して税務署へ提出」にチェックします。
続けて、申告する方の生年月日を入力します。入力できたら、「入力終了(次へ)」をクリック。
7.所得の種類を選択する
サラリーマンの方は、「給与のみ」にチェックを入れて「入力終了(次へ)」をクリック。
8.給与所得の内容をする
給与を何か所から受けているか、年末調整を受けているかを入力します。
今回は、給料は「1か所のみ」、「年末調整済み」を選択。
入力できたら、「入力終了(次へ)」をクリック。
9.受けたい控除を選択する
受けたい控除を全てチェックしてください。
所得控除は自分で申告しないと受けられませんので、
自分がどの控除が受けられるかをこちらでしっかり確認してしっかり申告しましょう。
※参考ページ:https://www.y-chohobu.com/archives/418
今回は、「医療費控除」をチェックして「入力終了(次へ)」をクリック。
10.給与所得を入力する
源泉徴収票が手元にあれば、見たまま入力すればOKです。
「支払金額」、「所得控除の額の合計額」、「源泉徴収税額」を入力して、次へ。
住宅ローン控除を受けている方や16歳未満の扶養親族がいる方は、
必要項目を入力してください。
今回は、いずれも該当しないものとして「源泉徴収票の④から⑦欄の全てに記載がない。」
にチェックして「次へ」をクリック。
続いて、支払者の住所、名称を入力します。
入力できたら、「入力終了(次へ)」をクリック。
11.給与所得の入力内容を確認する
入力した内容を確認して、問題がなければ「次へ」をクリックします。
訂正をしたい場合は、左の訂正ボタンをクリックすると、再度入力画面で訂正ができます。
12.収入・所得金額の確認する
ここまで入力した収入・所得金額を確認して、問題がなければ「次へ」をクリックします。
13.所得控除を入力する
ここまでは収入・所得の入力でしたが、ここからいよいよ所得控除の入力になります。
「9.受けたい控除を選択する」でチェックした欄だけ入力できるようになっています。
※今回は医療費控除だけを受けるので、それ以外の欄は網がかかり 入力できないようになっています。
医療費控除の欄の「入力する」をクリックします。
14.医療費の入力方法を選択する
医療費の入力方法は、3種類あります。
基本的には、一番上の「医療を受けた人・病院ごとに入力する」を選ぶと良いでしょう。
※2番目の「医療費集計フォームに入力したデータを読み込む」は、 非常に多くの領収書がある場合に適した方法です。 ※3番目の「医療費の合計額のみを入力する」を選んだ場合には、 医療費の明細書を別途作成し、医療費の領収書等と 併せて提示する必要があります。
今回は、一番上にチェックして「入力終了(次へ)」をクリックします。
15.医療を受けた人・病院ごとに入力する
医療を受けた人・病院ごとにその内訳を入力します。
まずは受けた人の氏名、医療機関の名称、住所を入力して「医療費の入力へ」をクリック。
医療費の領収書を確認しながら、治療内容、支払った金額、社会保険や
共済等で受けた保険金などで補てんされた金額を入力します。
通院にかかった交通費についても控除の対象となりますので、しっかりと入力しましょう。
他にも医療を受けた方がいる場合や別の病院で医療を受けた場合は、
「続けて医療費を入力する」をクリックしてすべての医療費を入力してください。
すべての入力が終わったら「全ての医療費入力終了(次へ)」をクリックします。
16.医療費の入力内容を確認する
ここまで入力した医療費を確認します。
問題がなければ「入力終了(次へ)」をクリック、
訂正したい場合は該当する欄の「訂正」をクリックして入力しなおしてください。
17.医療費控除の計算結果を確認する
ここまで入力してきた内容から医療費控除を自動的に計算して表示されます。
ここまで入力してきたないように誤りがなければ「次へ」をクリックしましょう。
18.所得控除の内容を確認する
ここまで入力してきたすべての情報を確認して
問題がなければ「入力終了(次へ)」をクリックします。
今回は、医療費控除のみでしたので、医療費控除額が正しく表示されているかを確認して
次へをクリックします。
19.還付金額を確認する
すべての計算を自動で行い、還付金額が表示されます。
ここまでの入力に間違いがなければ、「次へ」をクリックします。
ここまでくれば、あと少しです。
20.住民税の徴収方法、扶養の有無を選択する
住民税の徴収方法については、給与から差し引かれる天引き(特別徴収)と
自分で納付する(普通徴収)があります。
ほとんどの人は給与から天引きで問題ないと思いますが、
自分で納付したいという場合のみ、「自分で納付」を選択してください。
続けて、「16歳未満の扶養親族の有無」、
「別居の控除対象配偶者・控除対象扶養親族の有無」
についてもチェックした上で、「入力終了(次へ)」をクリックします。
21.住所・氏名等を入力する
ラストスパートです。あとは住所、氏名、電話番号などの基本情報を入力すれば終了です。
また、還付金の受取方法として銀行振込が利用できますので、
必要に応じて金融機関名、支店名、口座番号などを入力しましょう。
22.申告書を印刷する
すべての入力が完了して、ついに念願の確定申告書が完成です。
「申告書等を全て印刷する」をチェックし、「帳票表示・印刷」ボタンをクリックします。
PDFデータがダウンロードされますので、任意のフォルダに保存し表示・印刷をしましょう。
無事印刷が終了したら、「次へ」をクリックします。
23.忘れずにデータを保存しておきましょう
お疲れ様でした。これですべて終了です。
ここまで入力したデータを保存することができます。
保存することで、今回の内容に誤りがあった場合の訂正や、
来年以降に今回のデータを利用して入力の手間を省くことができます。
忘れずに保存して大切に保管しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
必要事項を順番に入力していくことで、確定申告書を作れることが
お分かり頂けたと思います。
必要書類さえ揃えれば、ご自身で作れますのでぜひ挑戦してみてください。
それでは、今週の報告は以上です。
また、次回宜しくお願い致します。